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ウイニングボールのトレーニングが、人生を変えるかもしれない。

横浜DeNAベイスターズ田村 丈投手

Teaching period
大学4年生~現在に至る

185cmの長身から投げ下ろされる、威力抜群のストレートが持ち味の田村丈投手。高校生の頃からの夢であったプロ野球選手を目指し、関西学院大野球部を引退後もウイニングボールでトレーニングを続けています。自身の運命を決める入団テストを控え、ウイニングボールで成長できたことや、自身の歩みについてお話をお聞きしました。

聞き手:株式会社フォグランプ 橋本祐介

CHAPTER 01.プロ入りを目指して、トレーニングを続ける毎日。

聞き手
本日はよろしくお願いします。まずは、これまでの経歴からお聞かせいただけますでしょうか。
田村選手(以下田村)
はい。関大北陽高では1年まで内野手をやっていたのですが、2年のときから投手に転向しました。3年の夏では3回戦で敗退しました。関学大では1年から登板の機会があったのですが、その後は腰のケガなどもあって戦線を離れる期間が長かったです。4年になってコンディションも良くなり、再びリーグ戦でも投げられるようになりました。
聞き手
現在は硬式野球部を引退され、浪人生活を続けながらプロを目指しているとうかがいました。
田村
はい。ウイニングボールでレッスンを受けながら、9月下旬に行われるプロ球団のテストに向けて準備を進めています。その間に、大学の野球部の練習にも参加させてもらい、打者に向かって投げる感覚を養うようにしています。
聞き手
レッスンはどれくらいのペースで受けていらっしゃるのですか?
田村
今は週に3回くらいのペースで通っています。1回のレッスンはだいたい2時間くらいでしょうか。
聞き手
挑戦を諦めてもおかしくない状況下で、プロを目指す強い意気込みが感じられます。
田村
高校生の頃から「プロ野球選手になりたい」という強い気持ちを持っていたので、可能性がある限りはチャレンジを続けていきたいと考えています。実は昨年の秋にも、あるプロ球団の入団テストを受けたんです。結果は不合格で、当時は野球を続けていくかも迷っていたのですが、受験を勧めてくれたスカウトの方がその後も気にかけてくださっていて、テストが終わってしばらくしてから連絡があったんです。ウイニングボールを紹介してくださったのもその方で、「もう1年、がんばってみよう」という気持ちになりました。
聞き手
スカウトの方がそれだけ親身になってくれると励みにもなりますね。
田村
そうですね。大学でこれといった実績を残していない僕のことを、練習場まで視察に来てくださったのもその方なので…気にかけてもらえているのは励みになります。

CHAPTER 02.今までの自分とはまるで違う能力が、短期間で引き出される。

聞き手
そのスカウトの方の紹介で、ウイニングボールでレッスンを受けることになったわけですね。
田村
はい。スカウトの方からは「股関節がもっと柔らかくなって、下半身を使えるようになれ」と言われてきたので、そこを重点的に取り組むことになりました。
聞き手
トレーニングの成果は出ていますか?
田村
今までの自分とはまるで違う能力が、短期間で引き出されてビックリしています。ストレートの球速が4キロほど上がりましたし、変化球のキレも以前とは比べものにならないレベルです。自分がまだこれだけ成長できることに驚きました。レッスンを受けることで身体の使い方がよくなったのが原因だと思いますし、他のスカウトの方からは「下半身の使い方がいい」と言ってもらえるほどになりました。
聞き手
課題と言われていた部分が確実に改善されているわけですね?
田村
そうです。下半身の使い方で誉められるのは初めてのことだったので、うれしかったですね。
聞き手
結果が出ると、トレーニングに対するモチベーションも自然と上がってくる。
田村
はい、前向きに取り組めますね。レッスンはとてもハードですが(笑) 実は大学2年の頃から2年間ほど、別のジムでマンツーマン形式のトレーニングを受けていたんです。当時も股関節を柔らかくしたいというのが目的だったんですが、なかなか成果が出なくて…正直「イヤだなあ、行きたくないなあ」という気持ちが強かったです。でもウイニングボールは結果が目に見えてわかるし、厳しいレッスンもがんばろうという気になります。
聞き手
他にもウイニングボールの気に入っている所はありますか?
田村
皆さんがフレンドリーなところですね。先ほどのジムでの経験もあってか、トレーナーの方ってとにかく「厳しい、恐い」というイメージを持っていたんです。でも代表の松尾トレーナーは初対面のときから「いい人オーラ」にあふれていたのが印象的です。他のトレーナーの皆さんも、厳しいながらも優しく接してくれています。

CHAPTER 02.球威で打者をねじ伏せる、理想のスタイルでプロの世界へ。

聞き手
改めて、ご自身のセールスポイントや理想としているスタイルを聞かせてください。
田村
やはりストレートの威力が武器です。ずっとそこにこだわってやってきましたし、自信もあります。もしプロに行けても、ストレートの球威でねじ伏せられるような投手になるのが目標です。
聞き手
入団テストも目前に迫っていますが、最近はどのような練習に取り組んでおられますか?
田村
実戦形式の投球練習に取り組んでいます。打者との対戦を想定して、直球と変化球を混ぜながら投げると少しバラつきが出ることがあるので、そのあたりを松尾トレーナーに指導してもらいながら修正しています。
聞き手
手応えや自信のほどをお聞かせください。
田村
自信はあります。昨年は初めてのテストだったので自分の力を出せずに終わりましたが、今年はその経験があるので平常心で臨めると思います。それに、ウイニングボールでのレッスンでレベルアップできた分、「昨年とは違う」という気持ちは強いです。
聞き手
ウイニングボールとの出会い、そこでの成長が人生を変えるかもしれませんね。
田村
本当にそう思います。たまたま練習を見に来てくださったスカウトの方が紹介してくれたところで、自分が思っていた以上にレベルアップできた。人とのつながりも、そこでの成長も奇跡的なものがあると思います。ずっと目標にしてきたプロの世界が、手を伸ばせば届くところにまで来た実感があるので、完全燃焼できるように頑張りたいと思います。
聞き手
よい知らせが届きますことを願っております。本日はありがとうございました!

profile

田村 丈jyo TAMURA

1992年11月20日生まれ、兵庫県尼崎市生まれ。小学3年の時に野球を始める。関大北陽高では遊撃手としてスタートするも、2年時に投手へ転向。3年夏の大阪府大会では3回戦で敗退するも1失点完投。投手経験が浅いながらも頭角を現す。関西学院大に進学後は1年春から登板機会を得るも、その後は故障もあり戦列を離れる。野球部引退後、現在は浪人生活を送りながらプロ入りを目指しトレーニングを重ねている。185センチ、82キロ。右投右打。

田村 丈

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