records

世界で戦える選手になりたい
第一生命グループ女子陸上競技部上原 美幸選手
- Teaching period
- 2015年~現在に至る
学生時代から女子陸上界で注目を集め、2016年のリオデジャネイロ五輪にも出場した、第一生命グループ女子陸上競技部の上原美幸選手。そんな彼女も、WINNING BALL PREMIUMの松尾代表によるトレーニングで、さらなるレベルアップを目指しています。現在は本格的にマラソンに取り組んでおり、次の目標は2020年の東京五輪出場。そこに向けての意気込みや、松尾代表のトレーニングに対する手応えなどをお聞きしました。
聞き手:株式会社フォグランプ 橋本祐介
CHAPTER 01.走ることが楽しかったんです
- 聞き手
- 本日は練習の合間にもかかわらず、お時間をいただきありがとうございます。ではまず最初に、陸上競技を始められたきっかけから教えていただけますでしょうか。
- 上原選手(以下上原)
- はい、私が陸上競技を始めたのは中学生になってからでした。小学校の持久走大会で1位になった時、「走るのって楽しいなあ」と感じたのがきっかけでしたね。それまではバドミントンをやっていたんですけど、そっちはなかなか上達しなくて…全国大会でも上位を争うような、強いチームにいたんですけどね。
- 聞き手
- 陸上を始められてからは、順調にステップアップされていたのですか?
- 上原
- そうですね、割と順調に記録も伸びていきました。練習は、中学の頃はそこまでハードではなかったですが、高校に入ってからは徐々に練習量も多くなりました。
- 聞き手
- リオデジャネイロ五輪には5000m種目で出場されましたが、現在はマラソンの練習にも取り組んでいらっしゃるとうかがいました
- 上原
- はい、9月のベルリン・マラソンに出場する予定(インタビューは8月に実施)があるので、そこに向けての調整を進めています。種目が違うと練習内容も変わってきますし、距離が延びることに身体がまだ慣れていないですが、徐々にレベルアップしていけたらいいなと思っています。
CHAPTER 02.リオ五輪で感じた、世界との差
- 聞き手
- リオデジャネイロ五輪では決勝まで進出されましたが、当時を振り返っていただけますか
- 上原
- 思い切って飛び出して先行できたのはとても気持ちよかったです。初めての舞台だったので恐れもなく何も考えずに飛び出しました。結果的には追いつかれてしまいましたが、世界との差を痛感できる良い経験になりました。
- 聞き手
- 陸上を始められた時には、オリンピックの舞台に立てると思っていらっしゃいましたか?
- 上原
- それは全く思っていなかったです。当時は「出たい」とさえ思っていませんでした。中学生の頃までは、将来のことなど何も考えず、ただ楽しくてやっているだけでした。
- 聞き手
- いつ頃からオリンピックを意識するようになりましたか?
- 上原
- インターハイで9位に入ったのがきっかけです。自分に自信が生まれて、全国大会でも結果が出るように努力しようという意識に変わりました。その積み重ねで、世界大会に出場できるようになって、オリンピックにも出たいと思うようになりました。
- 聞き手
- 目標がはっきりすることによって、練習に対する意識なども変わってくるように思うのですが?
- 上原
- そうですね、目標がはっきりするようになったら、練習意欲が上がりました。そこから結果がついてきたと思います。
CHAPTER 03.「身体と対話すること」を教えてくれるトレーニング
- 聞き手
- 先の目標に向かって努力を続ける上原選手ですが、新たな試みとして数年前から松尾さんのトレーニングを導入されています。効果や特長を教えてください。
- 上原
- 「走りに直結するトレーニング」であるところがいいと思っています。初めてレッスンを受けた時、最初は「何これ?」と戸惑いもありましたし、説明されてもあまり内容が理解できなかったのですが、その直後にグラウンドに出て走ってみるとすごく感覚がよかったので、すぐに効果を実感しました。
- 聞き手
- 陸上競技の経験者ではない松尾さんから指導を受けることには抵抗はなかったのですか?
- 上原
- それはなかったです。むしろ、フィジカルの事などは知識がなかったですし、色々と教えてもらえればと思っていました。
レッスンをくり返し受けることで、徐々に松尾さんのおっしゃることも理解できるようになってきました。今まではがむしゃらに練習を多く積み重ねればいいと考えていましたが、普段の練習を活かすためにも身体の使い方が大事だというのも実感できるようになりました。それに、今は毎朝起きると身体と対話して体調を把握する習慣も身に付いてきました。 - 聞き手
- 新しい感覚や発見が松尾さんのトレーニングによってもたらされていることを感じますが、このトレーニングを続けていくことでどんな可能性を感じていらっしゃいますか?
- 上原
- どんどん身体の感覚が研ぎ澄まされていくように感じています。今は先を行かれているアフリカ勢にいつか勝ちたいです。そしてオリンピックの舞台で金メダルを獲れたら最高に嬉しいです!
CHAPTER 04.次の目標、2020年に向かって
- 聞き手
- それでは、上原選手の今後の目標を聞かせてください。
- 上原
- まずはマラソンで東京五輪に出場して金メダルを獲ることです。リオで世界の舞台は経験できましたけど、達成感は全然ありませんでしたから。その先には、世界で勝ち続けられる選手になりたいと思っています。一時的に結果を残すのではなく、何年もトップに立ち続けられる存在感の強い選手になりたいです。
- 聞き手
- すでに世界最高峰の舞台を経験されているにもかかわらず、向上心があふれてくるのはすばらしいことですね。
- 上原
- 山下監督や松尾さんの指導やサポートがあって、練習できる環境があるからこそ上を目指そうという気持ちになれますから、色々な方に感謝したいですね。だからこそ、目標は必ず達成したいと思います。
- 聞き手
- これからも応援しています。本日はありがとうございました!